ローンが残っている車でも売却は可能注意点はひとつだけ

車買取の交渉はこの4つがポイント!査定額アップのコツ

ローン 残っている車 売却
車買取の交渉はこの4つがポイント!査定額アップのコツ

車買取の交渉 査定額アップを狙ってあれこれ交渉したけど上手くいかなかった。思ったほどの成果は得られなかった。

こういう経験は誰にでもあると思います。

失敗の理由は2通りに分かれます。ひとつは交渉の基本すら知らずやり方がデタラメだったケース。もうひとつは強引すぎたケース

このページでは交渉の基本となる4つの要素を紹介しているので、やり方がデタラメだった人は失敗原因をこれでクリア出来ると思います。

交渉が強引すぎて失敗した人は、まず考え方を改めるところから始めないといけません。

そういう人はまず大前提として「コチラ側は車のプロでもなけば、交渉のプロでもない」ということを理解しましょう。

高度な交渉術など一般の人には無理です。車の知識はもちろん、買取システムだって熟知していないと出来ません。

相手は車買取のプロです。毎日客と査定額のやりとりをしています。つまり相手の方が断然上手なのです。交渉慣れしているし、車や業界のことも熟知しています。

正面から戦わないことは非常に大事なポイント。正面からがっぷり組み合っても、よほど車売却に慣れた人でないと勝てません。

そうした力勝負を挑むのではなく、相手の弱点を上手に突いていく感じで交渉していくようにしましょう。新車を選ぶとき奥さんが上手になだめすかしながら自分の希望車種を旦那に買わせるような感じ。柔よく剛を制すみたいな。

査定額アップのためにやるべきことは具体的に4つあります。それを順番に解説していきます。

1. いつでも売れるよう必要書類は全部用意しておく

車をすぐ売れる状態にしてから交渉 査定士は長期戦を臨みません。短期決戦を望みます。

30万円の利益が出る車を時間を掛けて手に入れるよりも、20万の利益しか出ない車を短期間に2台入手出来た方が儲かります。

だから究極的には査定士は査定したらそのままその車を持って帰りたいと考えています。

これは査定士にとって弱点でもあります。すぐ手に入りそうな車には弱いのです。そうしたニンジンを目の前にぶら下げられると、査定額でもつい頑張ってしまういます。

だからすぐ売れるように必要書類は事前に全部用意しておきましょう。それだけで査定額アップが期待できます。あと少し金額をアップすればこのまま車を持って帰れるのではないかと相手に期待させるのです。

実際その日に車を渡してしまう必要はありません。売る気マンマン感を演出できればいいのです。

車の引き渡しに必要な書類
  • 車検証
  • 自動車納税証明書
  • 自賠責保険証明書
  • リサイクル券
  • 実印
  • 印鑑証明書

ほとんどの書類は手元にあるものばかりです。問題となるのは印鑑証明書。これだけは役場に行って取って来ないといけません。ぜひ出張査定の当日までに用意しておきましょう。

そして査定にやって来た査定士に伝えるのです。「書類は全部用意してます。印鑑証明書も昨日もらってきました。いつでも車は引き渡せます」

これだけで査定士の目の色が変わります。目の前に大きな人参がぶら下がっているようなものです。

逆に売る気がまったく感じられない客ほど査定士にとって嫌なものはありません。

「今すぐ売る気はないけど、とりあえず値段が知りたいから査定してください」とか「車の引き渡しは来月以降になります」とか。

こういう客に査定士は怒りすら感じます。

売る気がない車の査定など時間のムダです。来月引き渡しだって困ります。車の価値は月日の経過と共に落ちていきます。今すぐ車を持って帰って速攻でオークションなどに出したいんです。

査定士にとっては今日そのまま持って帰れる車が最強です。書類がすでに全部揃ってる車というのは査定士にとってはまさに急所。査定額アップは当然といえます。

2. アピールポイントを把握しておく

車査定のときのアピールポイント その車のアピールポイントはあらかじめ把握しておきましょう。そしてそれを査定のときに伝えます。

相手はプロだから車を見ればある程度わかるのですが、でも言わないとわかりずらいものだってあります。

例えばタイヤがわりと綺麗だなたと査定士が思っていた場合でも「実は半年前新品に付け替えたんですよ」とアピールしてもらうと納得出来ます。安心してプラス判定を下せるのです。

毎月ワックス掛けをしてましたなどのアピールも効果的。車を大事に乗ってきた人という高評価へつながります。

こうしたいいイメージを持ってもらうと、後々の交渉で効いてきます。「大事に乗ってたみたいだし査定額をあと少しプラスしても損にはならないかも」みたいに査定額アップの精神的障壁を柔げる助けになります。

効果のあるアピールポイント
  • 洗車やワックス掛け頻度
  • ポリマー加工などの保護措置
  • シートカバー着用
  • 禁煙車
  • 純正パーツ・オプション
  • いいカーナビ
  • オイル交換の頻度
  • 1年点検などの定期メンテナンス
  • タイヤなどを新品パーツへ交換
  • 事故歴・修復歴ゼロ

どれも査定士が見ればはわかるものばかりですが、でもちゃんとアピールした方が絶対効果あります。「シートがきれいなのはずっとカバーを付けていたからか」と納得感・安心感を与えることが出来ます。

査定士はこうした納得感に弱いのです。

アピールポイントは全部漏らさず伝えましょう。査定前に全部話すのは大変なので、特に評価が上がりそうなものをひとつふたつ言っておけばいいです。残りは査定の最中にその都度伝えます。

査定前には特別仕様の純正サンルーフや、タイヤが新品であることをアピール。

査定が始まりオイルを見ていたら「半年ごとに交換してました」とさり気なく声をかけます。カーナビを触っていたら「それオートバックスで10万円で買ったんですよ」などとアピール。

その車の良い部分の根拠をしっかり示してあげましょう。

3. 競争させて査定額をアップ

買取店を競争させるコツと方法 車買取の交渉で一番大事なのは買取店同士を競争させることです。競争心は買取店にとって一番の弱点。これが上手くハマれば10万円や20万円の査定額アップも期待出来ます。

しかもやり方は簡単。使う交渉術は2つだけ。


効果のある2つの交渉術
  • 他社の査定額を伝える
  • 自分の希望額を伝える

まず査定額を提示されたら他社の額を伝えてもっと出せないか迫ります。これだけで競争状態が生まれて査定額はアップしていきます。

次に売却先が2社ぐらいに絞り込まれてきたら最終交渉。自分の希望額を伝えます。「90万円出してくれたらもう決めます」みたいに。

この2つの交渉術が一番効果があります。専門知識のない人でも誰でも出来るのもありがたいですね。

交渉のやり方に関しては「【車売る流れ.4】査定額を上げるための単純な2つの交渉術」でも詳細に取り上げています。そちらも参考に。

4. 自動車税の還付金を上乗せしてもらう

自動車税の還付金を上乗せしてもらう 車を売る時期によっては自動車税の還付が3万円とか4万円ほどある場合も。バカに出来ない大きな金額ですよね。

自動車税は4月1日時点の持ち主が1年分を一括で前払いすることになっています。でも車を売れば残りの分は戻ってきます。例えば9月に売れば10月以降の自動車税が還付されます。

でもこれ、査定額に含まれた形で還付されるのが一般的。役場に届け出てとかではありません。買取店が査定額に還付分を上乗せして払うことになっています。

そのため実際はちゃんと上乗せされずに適当にちょろまかされているケースが多いのです。「査定額は75万円です。え、還付金?もちろん査定額に上乗せしておきましたよ」といった感じで。

車を売るコチラ側にちゃんとした自動車税の知識がないのが原因です。自動車税のことなど一切持ち出さない客だって多いのです。

だからもう買取店のやりたい放題。

そうならないために査定額を提示されたときはちゃんと自動車税について尋ねましょう。還付分の具体的金額は必ず聞くように。

査定士「査定額は75万円です」

コチラ「自動車税の還付金も上乗せしてください」

査定士「還付金?もちろん上乗せしておきましたよ。合計で75万円です」

コチラ「上乗せした還付金の金額は具体的にいくらですか?」

査定士「いや、えっと・・・」

コチラ「還付金の金額がわからないのに何を上乗せしたんですか。いい加減な計算はやめてください。75万円は車のみの査定額ですよね。ちゃんとそれに自動車税の還付金を上乗せしてください」

査定士「そうですね。じゃあちょっと計算し直してみます」

こんな感じで還付のごまかしを防ぎましょう。向こうはコチラを侮り油断している部分があります。そこが相手の弱点でもあるので、鋭くひと刺しを食らわせてあらためさせましょう。

コチラに自動車税の知識があるとわかると、たいてい向こうも変な対応はしてこなくなります。

自動車税還付の交渉は正直難しい面もあるのですが「3月末までに売れ!自動車税の還付は罠だらけ」でも詳細に取り上げています。参考にしてください。

まとめ:戦わない交渉を

正面衝突を避けた交渉 冒頭でも言ったように真っ向勝負の強引な交渉は逆効果。

買取店側の弱点を的確に突いていく女性型交渉でいきましょう。それだけで査定額はアップ出来ます。

嘘は付かないように。正直な交渉を心がけましょう

他店の査定額を伝えるときに多めの金額を言ってもっと高い額を引き出そうとする人もいます。でもそれ強引です。交渉慣れしていない一般人向きではありません。

そうした嘘やハッタリは向こうも気づくものです。目が泳いでるとか、声が上ずっているとか、どうしても挙動不審な感じは出てしまいます。

それでなくても高すぎるハッタリ金額は相手が不審感を持つ要因になります。素人にはわかりにくい限界ラインというものがやっぱりあるんです。

嘘を言う必要はないし、難しい交渉術を駆使する必要もありません。買取店には弱点があるのだから誠実な態度でそこを突いていくだけです。

 査定額で損をしないコツ